Nataのブログ

自分の考えをまとめたメモ帳のようなもの。

攻撃の戦略と戦術と呼ばれている?もの

 まず最初に、タイトルに疑問符が付いているのはこの言葉が適切なのか分かっていないので付いています。

 

 攻撃の展開を分類するとボムサイトに対して平面をクリアしていく攻めやボムサイトの上や下をクリアしていく攻めなど勝利の為にクリアしていく部屋が異なります。つまり勝利への道筋がいくつかあるということです。

そしてそれぞれの部屋をクリアしていくための手段も撃ち合い、ガジェット、射線などいくつかあることでしょう。ここで上の2つをタイトルに合わせると道筋が戦略、手段が戦術と呼ばれるように思います。

 そして試合ではドローンで情報を取得し道筋を決めてそれを辿っていくためにチームは手段を考え、進んで行きます。撃ち合いで進んでいくチーム、射線やガジェットを使って敵の選択肢を制限していくチームのようにです。練習試合で決めた道筋をこなして行くのは、実際にシミュレーション通り辿っていけるか試して予期せぬ問題点が有れば改善するというのも目的の1つだと思います。道筋を辿っていく手段がしっかりとしていないと相手の守りを崩していくことが出来ず、また妨害を受けると戦術を行使する事も困難となるので、妨害の対策をするか道筋の変更が必要となります。

 戦略と戦術を例を挙げて説明すると

クラブハウスの金庫室、監視室が防衛場所とします。

攻め方を大まかに2つ挙げると

 1.監視室の2枚をブリーチしてガレージを取り、監視室プラント

    2.監視室2枚をブリーチして改装側を取り、改装2枚をブリーチした後、金庫室を排除して金庫室プラント

このように取る部屋が異なります。戦略が今回の例では2つとなります。(注意:他にもラッシュなど含めるとまだあるので、この防衛場所には2つしかないという事ではありません。)

また、1の時ガレージを取る手段ですがcapitaoの窒息ガスボルトやグレネード、撃ち合いなどが戦術となるでしょう。

 

 複数の戦略と戦術があると防衛側の補強やガジェット、人数などのリソースを把握してから行動を起こせるので攻撃は優位に事を運べます。しかし、実際には防衛側も情報を取得してどのような攻めをしてくるのか考えて行動しています。そこも想定して、どんなアクションを起こしてくるかを素早く捉えることや事前の対策が求められます。また、防衛ポイントによっては防衛側が対策のアクションを起こすことが難しい戦略が存在するので、それを通すのも手の1つであることも頭に入れておかなくてはいけません。

 複数の戦略が攻撃の幅を作り出し、複数の戦術と精度が戦略の強度を上げてくれます。どちらも重要なので偏りを作らないような練習を心がけることが大切だと思います。プロリーグなどを観戦する時にどの部屋を取っているのか、どのように取っているのかを意識して見ると既存の戦略、戦術を把握する手助けになります。

 

最後に余談ですが、戦略と戦術は大会キャスターの解説が観客に対して説明すると観る側が試合内容を把握する助けになると思いますがあまり意識して伝えられているように感じません。それぞれのチームがどのような狙いを持っているのか、次に何をしなければいけないのかを言及すると観る側はどこにフォーカスすれば良いのか分かりやすいです。言及したことと別の事をしたなら何をしたのか説明すれば良いだけです。日本プロリーグはキャスターが1人で行われていたりしてまだ伝えきれていない事があるように思うのでもったいないと感じているこの頃です。